グラミー賞 日本人ドラマー小川慶太さんのバンド受賞 - 毎日新聞 - 毎日新聞

ドラマーでパーカッショニストの小川慶太さん＝本人提供・共同

　米国の音楽界における最高の栄誉とされる「第63回グラミー賞」が15日（日本時間）発表され、ドラマーでパーカッショニストの小川慶太さんが参加するバンド「スナーキー・パピー」のアルバム「ライブ・アット・ザ・ロイヤル・アルバート・ホール」が最優秀コンテンポラリー・インストゥルメンタル・アルバム部門で受賞した。

　1982年生まれの小川さんは、長崎県佐世保市出身。15歳でドラムを始め、2005年に渡米。現在はニューヨークを拠点に活動している。小川さんは17年にも同バンドの一員としてグラミー賞を受賞している。

　一方、最優秀ポップ・パフォーマンス（グループ）部門にノミネートされていた韓国の人気ヒップホップボーイズグループ「BTS」のシングル「Dynamite」は受賞を逃した。

　BTSは13年デビューの7人組。韓国音楽界の新人賞を相次いで受賞し、14年に日本デビュー。15年には「FOR　YOU」がオリコン週間シングルランキングで1位を獲得した。20年8月に発表した「Dynamite」は米ビルボードのメインシングルチャート「HOT100」で1位に輝き、グラミー賞受賞が有力視されていた。【広瀬登】

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