「くまもと復興映画祭」開幕熊本城ホールで４日まで、監督や出演俳優らも登壇｜熊本日日新聞 - kiji.is

　７月豪雨の被災地を支援する「くまもと復興映画祭」が２日、熊本城ホール（熊本市中央区）で開幕した。３日間にわたり９作品を上映し、監督や出演俳優が登壇して映画の魅力などを語る。

　同市と菊池映画祭実行委員会などでつくる実行委の主催。熊本地震からの復興を映画の力で後押ししようと２０１７年に始まり、今年で４回目。

　初日のオープニングでは１１人が登壇し、会場が拍手で包まれた。復興映画祭のディレクターを務める映画監督の行定勲さん（熊本市出身）が「熊本の皆さんは地震やコロナ、豪雨の絶望から今日まで頑張ってきたと思う。こんな時だからこそ、映画や芸術に触れる時間が必要だと信じている」、山鹿市出身の女優・芋生悠さんが「映画を通して少しでもエールを贈りたい」とそれぞれ語った。

　最終日の４日は俳優の高良健吾さん（熊本市出身）や芋生さんの出演作などを上映し、２人も登壇予定。会場では豪雨被災地への義援金を募るほか、高良さんプロデュースのチャリティーＴシャツも販売する。チケットは各日３５００円（Ｔシャツ付きは５５００円）。実行委事務局ＴＥＬ０８０（８５６３）９１７８。（上島諒）

Let's block ads! (Why?)