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元宝塚トップスター、峰さを理さんが68歳で死去…昨年甲状腺がん判明 - 読売新聞

 元宝塚トップスターの峰さを理(みね・さをり、本名・安田峰子=やすだ・みねこ)さんが1月30日、甲状腺がんで死去した。68歳だった。告別式は近親者で行う。

 福井県出身。1972年に宝塚歌劇団58期生として入団。同期の寿ひずるさん、高汐巴さんとトリオで売り出され、注目を集めた。83年に星組トップスターに就任。長身の二枚目男役で、迫力ある歌声に定評があった。代表作は「哀しみのコルドバ」「紫子ゆかりこ」など。

 退団後も舞台に立つ傍ら、得意の日本舞踊を生かし、日本舞踊家・西崎峰としても活躍。宝塚公演の振り付けも手がけた。2014年には、「宝塚歌劇の殿堂」入りの最初の100人の1人に選ばれた。

 昨年7月に甲状腺がんが判明。闘病しながら仕事を続けていたという。

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