故・松田優作さん(1989年死去、享年40)と女優・松田美由紀(59)夫妻の長女で歌手の松田ゆう姫(ゆうき、33)が、菅田将暉(28)主演の日本テレビ系「コントが始まる」(4月17日スタート、土曜・後10時)で女優デビューすること23日、分かった。このほど本紙のインタビューに応じ、心境を語った。
バラエティー番組でも人気の松田ゆう姫が、女優の扉を開けた。「考えられないことが次々に起こっている。(デビュー)当時を考えれば、まさかバラエティー番組に出ると思っていなかったし、まさか連続ドラマに出るなんて…。これが一番のまさかです」
演技未経験。自身も「まさか」だったという女優デビュー。現在の心境を聞かれ、「恐る恐る、未知の世界に足を踏み入れる感覚です。温度の分からない風呂に足を入れるような。緊張したり楽しそうと思ったり、今は、それが波打っています」と吐露した。
挫折や失敗を繰り返す売れないお笑いトリオ「マクベス」の春斗(菅田)ら20代後半の5人が織りなす青春群像ドラマ。金子茂樹氏のオリジナル脚本で描く。
演じるのは、ファミレスのウェートレス里穂子(有村架純)の妹つむぎ(古川琴音)が働くスナックのママ・良枝。普段はやる気があるのか分からないスタンスで仕事をしているが、人生の先輩として包容力があり、ふとした時に漏れる言動から深みを感じさせる役どころ。プロデューサーからは「普段の振る舞いの感じでいいです。作りすぎずお芝居をしてほしい」と指示された。
ゆう姫は優作さん、美由紀、長兄に松田龍平(37)、次兄に松田翔太(35)という俳優一家で育った。1歳11か月の時に、優作さんは天国へと旅立っている。
役者業について「家族がやっている仕事という印象でした。緊張感が常にある世界(というイメージ)。私とは結びつきのないものだと思っていたけど、(12年に)アーティスト活動を始める中で、興味が大きくなっていったのかな」。今回の決断を、家族も応援。「役柄を想像して、その人の空気を自分の中に定着させるといい」とアドバイスされたという。
ゆう姫は「お話をいただき、やらない手はないと思いました。新しいことを始めるのは恐怖で不安だけど、心境の変化を楽しめる気がする。素晴らしいキャストとご一緒できることが夢のようで、うれしい気持ちと信じられない気持ちでいっぱい。この作品と共に、私にとって新しいことが始まることに、とても高揚しています」と語った。
「2世」と呼ばれることに「みんな誰かの2世じゃないですか」と抵抗感はない。「うちの家族は有名だったけど、クラスに魚屋さんの息子がいたら、『魚屋の誰々が―』『あそこの魚屋の―』と言われているのと似た感覚です。2世だからどうっていうのは、あまりないですね」
高校時代は3年間カナダで過ごし、その後、米国に2年間留学した。漠然とだが、海外作品への出演を夢見る。「見る作品も海外のものが多い。他言語を勉強したことで、自分の中に余裕が生まれたし、世界が広がった。チャレンジしてみたい野望はひそかにあります」。今作は大切な第一歩となりそうだ。
(加茂 伸太郎)
◆松田 ゆう姫(まつだ・ゆうき)1987年11月30日、東京都出身。33歳。グッチのコレクション参加などモデルとして活動。2012年から「Young Juvenile Youth」のボーカル。15年ミニアルバム「Animation」がiTunesエレクトロニックチャートで7週連続1位。4月からTOKYO MX「5時に夢中!」(月〜金曜・後5時)の水曜新レギュラー。血液型AB。
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