バンダイナムコグループが、IP軸戦略のもとに発足させたガンダムプロジェクトを主体として、2022年にTV放送開始から20周年を迎える「機動戦士ガンダム SEED」シリーズの新プロジェクト「GUNDAM SEED PROJECT ignited」を始動!
「GUNDAM SEED PROJECT ignited」は、すでに発表している劇場作品の制作を中心に、世界中でさまざまな「SEED」シリーズの施策を行っていくプロジェクトです。2021年5月28日にオープニングセレモニーが実施された中国・ららぽーと上海金橋店での「実物大フリーダムガンダム立像」の設置や、同日より開催する「GUNDAM docks at Shanghai」、「SEED」シリーズの新作ゲームの開発、そして、公式外伝となるガンダム SEED MSV『機動戦士ガンダム SEED ECLIPSE』のコミック連載とガンプラの展開が予定されています。今後もさまざまな施策を展開予定とのことです。
本プロジェクトに関しては、中国・上海市で開催された「実物大フリーダムガンダム立像」オープニングセレモニーにて発表。オープニングセレモニーの映像は、5月31日(月)12時(日本時間)より、日本国内ではガンダム公式YouTubeチャンネル「ガンダムチャンネル」にて、海外では公式YouTubeチャンネル「Gundaminfo Ch.」にて配信予定です。
外伝『機動戦士ガンダム SEED ECLIPSE』展開!
「ガンダム SEED」シリーズ MSV(モビルスーツバリエーション)新企画として、2021年7月より『機動戦士ガンダム SEED ECLIPSE』がコミックにて国内外で展開!
<あらすじ>
C.E.(コズミックイラ)72年……
後に「空白の2年」と呼ばれることとなるこの時期。ある者は、「薄氷の平和の時間」、またある者は「次なる狂騒への休憩時間」と呼ぶ。これは、狭間の物語。「2つの大戦の狭間で、“ODR(オーダー)”と呼ばれし空虚の部隊に命を賭した者たちの物語」。
<キャラクター>
タツミ・ホーリ(17歳 男性)
「ODR」の MS(モビルスーツ)パイロット。遺伝子操作を受けていない人類「ナチュラル」の生まれであるため、身体能力、頭脳その他は、平均クラスだが、なぜか「エクリプス」の操縦にのみコーディネイターを凌駕する才能を持つ。
ミヤビ・オト・キオウ(19歳 女性)
「ODR」の指揮官。遺伝子操作が施された人類「コーディネイター」故に各種能力は高いが、複雑な育ちをしているため、現在の社会情勢を悲しく思っている。良家育ちの割には、自由な発想を持ち行動力がある。
ケン・ノーランド・スセ(18歳 男性)
「ODR」のもう1人のパイロットで「コーディネイター」。頭脳全般、身体能力、MSの操縦すべてにおいて高い能力を示す。「ナチュラルとコーディネイターの戦争」に対し、諦観の念を抱いている。
<登場モビルスーツ(主役機)>
MVF-X08 エクリプスガンダム
オーブにて極秘に開発されたカスタムモビルスーツ。最大の特徴は、飛行形態からMS形態への変形。さらに「ミラージュコロイド」機能も搭載し、隠密作戦を得意とする「ODR」の運用に特化した機能性を備えた機体。現在2機が確認されている。
<展開媒体>
2021年7月より全世界にてコミック展開スタート。
- 国内:ガンダムエース9月号(7月26日発売)より連載開始
- 海外: GUNDAM.INFOにて7月より展開開始
DATA
外伝『機動戦士ガンダム SEED ECLIPSE』
<スタッフ>
- 企画・制作:サンライズ
- ストーリー:SOW
- 漫画:曽我篤士
- キャラクターデザイン:工画堂スタジオ
- メカデザイン:阿久津潤一(アストレイズ)
- 制作協力:BANDAI SPIRITS ホビーディビジョン/ガンダムエース編集部
ガンプラ「MG 1/100 エクリプスガンダム」をチェック!
主役MSである「エクリプスガンダム」のガンプラが、「マスターグレード(MG)」シリーズでの最速立体化が決定。最新のMG SEEDシリーズの意匠を踏襲しつつ、当機体の特徴である飛行形態からMS形態への変形を再現。さまざまな武装パック装備に対応しており、劇中の換装を再現。ビームサーベルやビームライフルなどの各種武装に加え、腕部にシールドを装備可能です。また、付属のエフェクトパーツでビームシールドの展開を表現。
DATA
MG 1/100 エクリプスガンダム
- 発売元:BANDAI SPIRITS
- 価格:5,500円(税10%込)
- 2021年8月、一般店頭にて発売予定
劇場作品が鋭意制作中!新作ゲームも
TVシリーズの続編となる劇場作品を、福田己津央監督のもと鋭意制作中とのこと。公開時期などの詳細は、今後発表されます。また、「SEED」シリーズの新作ゲームの開発も決定。ゲームの詳細は今後発表されます。
「実物大フリーダムガンダム立像」も設置
「実物大フリーダムガンダム立像」は、海外初となる実物大ガンダム立像として、中国・上海市に2021年4月28日にオープンした「三井ショッピングパーク ららぽーと上海金橋店」に設置されています。海外でも人気の高い『SEED』のフリーダムガンダムを、劇中と同スケールの頭頂高18.03メートルで再現。実物大ガンダム立像としては、初めて背中に大きな羽根を有し迫力あるシルエットとなっています。
ららぽーと壁面の大型LEDビジョンに映し出される、福田己津央監督の演出による新作アニメーションと連動したドラマティックな演出を楽しめます。5月28日に、現地ゲストを招き立像のオープニングセレモニーを実施。
※立像演出時にLEDビジョンに流れる映像(一部) ※立像オープニングセレモニー時に流れたライブ映像(T.M.Revolution/西川貴教氏)「GUNDAM docks at Shanghai」について
2021年5月28日~7月11日、中国内地初となるガンダム超大型イベント「GUNDAM docks at Shanghai」が「三井ショッピングパーク ららぽーと上海金橋店」で開催されます。会場ではガンダムの歴史やアニメに触れられるコーナーをはじめ、GUNPLAの無料体験会や、このイベントでしか買えない限定商品も多数用意されています。
ガンダムプロジェクトとは
バンダイナムコグループは「機動戦士ガンダム」シリーズのIP軸戦略を進化させるべく、今年度「ガンダムプロジェクト」を発足。2020年にバンダイナムコグループに創通が加わり、「ガンダム」シリーズのビジネスのバリューチェーンをグループ内に一元化することで、よりスピード感のある効果的なガンダムグローバル戦略の推進が可能になりました。
さらに、グループ全体でより効果的なガンダム戦略を立案・実行する体制を構築するために、チーフガンダムオフィサー(CGO)を主宰としたグループ横断プロジェクトである「ガンダムプロジェクト」を発足。今後、「ガンダムプロジェクト」を中心として、ガンダムによるグループ事業強化と同時に、グループ外との連携も強化してグループ内リソースのイノベーションを図り、「ガンダム」シリーズのIP価値を向上させ、世界最大級のIPとして成長させることに取り組んでいくとのこと。
CGO 藤原孝史氏よりガンダムプロジェクト発足にあたってのコメント
まず初めに、ガンダムは1979年のTVアニメーション放送から40年以上を経て、国内だけにとどまらず、世界中で多くの皆様に支持されるまでに成長することができましたことにつき、ひとえに世界中のガンダムファンの皆様のおかげだと感謝申し上げます。ガンダムはバンダイナムコグループが展開する作品や商品だけにとどまらず、GUNDAM FACTORY YOKOHAMAの動くガンダムに象徴されるように、我々の力だけではなく、ガンダムを愛する多くの方々のさまざまな想いや力に支えられているのだと強く実感しております。
この度、ガンダムのIP価値を向上させ、世界最大級のIPへ成長させるために、ガンダムプロジェクトを発足いたしましたが、やはりファンの皆様とともに成長していくことがガンダムというキャラクターの目指す姿だと思っております。ガンダムプロジェクトでは、ファンの皆様と一緒に何ができるのかを本気で考えてまいります。ぜひ皆様と一緒にガンダム・ガンプラ45周年、そしてさらにその先の未来へと歩んでいければ幸いです。
(C)創通・サンライズ
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