(写真 : 吉岡里帆 (C)モデルプレス)
本作は、佐藤監督が秋田県・男鹿半島の伝統文化「男鹿のナマハゲ」から着想を得たオリジナルストーリー。親になることからも、大人になることからも逃げ出した主人公・後藤たすく(仲野)が過去の過ちと向き合いながら手放してしまった家族と故郷を取り戻そうとする姿を描く。
◆吉岡里帆、母親役に初挑戦 子をあやす苦労を実感
吉岡はたすくの妻・桜庭ことね役で、母親役に初挑戦した。役作りで「私はまだ出産経験がないので本当のことはわからないことばかり。育児ブログとか、SNSの子育て日記とか読みました。子供のリアクションが面白くてたくさん読みましたね」と回想。
また「娘役の子は役者の子ではなく、監督が見つけてきた秋田の子。存在感がすごく自然体なので“子供ってこんな感じなんだな”というところからスタートした。はじめなかなか笑ってくれなくて、どうしようと。久しぶりに変顔をしても“スンッ”て…。どうしたら喜んでくれるのかずっと考えましたね」と子供をあやす難しさを実感した。
最終的には「その過程が面白かった」と笑顔で振り返り、「母親になることへの戸惑いが強い役だったのですが、まずその子に笑ってほしい、自分が子供に話したことが届いてほしいという気持ちがどんどん湧いて、その子が役に力をかしてくれた印象がある」と感謝した。
主演の仲野は、幼い頃から交流のある柳葉との共演に「強烈な縁を感じました」としみじみ。「毎年お正月は“柳葉詣”で、柳葉さんに会いに行くのが仲野家の伝統行事。小さい時はわんさか泣かされましたね。秋田の人にとってのナマハゲは、僕の柳葉さん(笑)。対面するだけで震え上がるような、そういう方。そんな身近な存在の柳葉さんと親子のような関係で共演ができて、感慨深い」と嬉しそうな笑み。一方の柳葉も「太賀が産まれた頃から知っている。そんな彼と作品を共にできるのは胸がいっぱい」と仲野の成長に目を細めた。
◆吉岡里帆、地元・京都の魅力語る
舞台挨拶ではそれぞれも出身の魅力を紹介する“地元自慢”のコーナーがあり、京都出身の吉岡は「観光地が激近。遠出しなくていい。家族で嵐山に行って渡月橋渡って船に乗ってもう観光したね、となる。割とどこにいっても賑やか。街の人も観光地であることに誇りを持っている。人に来てもらいたいし、招き入れる体制があるのが面白い」と回答。ただ、現在は新型コロナウイルスの影響で観光客が減っており「この前帰ったとき景色が違った。観光に来る方によって街が彩られているんだと改めて感じた」と話した。
本作はきのう20日に封切られたが、佐藤監督が「初日、秋田県では『鬼滅(の刃)』に勝った」と“鬼滅越え”を発表すると一同は大喜び。仲野は「すごい!秋田は鬼じゃなくてナマハゲなんですね!」と興奮気味だった。(modelpress編集部)
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